ふいちゃんの中国日記

観光編/延吉

帰りは水もフリーパス

2006年11月18日

アメリカの世界貿易センターがテロの標的にあってから空港の荷物検査がきびしくなったのは誰もが知っていることである。
数ヶ月前にはイギリスで発覚してテロが未然に防止できたというニュースが走った。それから手荷物検査がさらに一層厳しくなった。
特にアメリカ行きの飛行機は特別厳重に検査されているというニュースもあった。

中国も国内線の場合でも以前より厳しくなっている。
大連空港ではリュックサックの横外にペットボトルの水を入れていたら、係官が「これは何だ」と聞くので「水だ」と答える。
「ではこの水を飲め」と言われた。
正真正銘の水だから何でもないことであるが、ごくごくと係官の前で飲む。
それで検査合格となったのであるが、けっこう厳しくやるものだなと思っていた。

ところが帰りの延吉空港ではこれをやらないのだ。
こちらは当然また水を飲まされることになるだろうと覚悟をしていたのに。
これって一体なに。
普通の荷物検査機に液体の成分を自動識別できる装置がついているとは思えないしなあ。