ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

開け門

2006年11月25日

このところアパートの入り口のドアの調子が悪い。
正常であればカードをセンサーの表面に当てるとピッと音がして、次いでドアのロックがガチャッと外れる音がするのであるが、うんともすんとも音は出ない。
センサーの上側についているボタンを押して管理センターを呼び出す。
初めは「打不開」と言っていた。
すると管理センターの人が「どうしました」と聞いてくるので再度「打不開」と言うとガチャッと音がしてドアのロックがはずれて開けることが出来るようになる。

頻繁に発生するものだから、このごろは面倒くさくなって「開門」と言うと、声でいつも「打不開」という声だなと判断するのであろうか、ガチャッとロックをはずしてくれるようになった。
便利は便利なのだが、これって本当に安全なのだろうか。

正直言って「開門」で開けることができるのならカードなど要らないのでは。
泥棒が「開門」と言っても開けるような気がしてならない。

アラビアンナイトの「開けゴマ」って感じではある。

 【註】
   打不開 da bukai ダア ブカイ (門が)開かない
   開門 kai men カイ メン 門を開けなさい、門を開けてください