ふいちゃんの中国日記

仕事編

時間ありますか

2006年12月3日

日本人Fさんのところに突然、若い女の声で日本語の電話が入った。

「もしもし、時間ありますか」
「えっ」
「時間ありますか」
「あなたはいったいどなたですか」
「秘書です」
「えっ。あなたは私の名前を知っているのですか」
「知りません」
「そんな人に私の貴重な時間をあげるわけにはいきません」

間もなくして、こんどは男の声で電話が来た。
日本では知らない人はいないだろうと思われるほど名の通っている宅配業者の大連支店からである。
「先ほどは秘書が失礼しました。Y運輸ですが、荷物の配送はございませんか」という営業電話である。
一流企業でも大連に来るとこの程度である。

「人の振り見て我が振り直せ」。
こちらの関係者にも似たようなことが起きている可能性がないことはないので注意注意。