ふいちゃんの中国日記

観光編/大黒山

大黒山

2006年12月10日

もと寒村だったと言われる大連開発区と金州区との境に位置するこの大黒山は標高およそ700mと言われ、一際目立つ存在である。
開発区のどこからも見えるので海で言えば灯台のような意味合いがあり、現在位置を知るのに非常に便利である。
その高さの故にこの山頂にはたくさんの中継用のアンテナが設置されている。

そしてこの山はまた信仰の山でもあり、廟があって多くの人が参拝に登っている。
下から眺めると岩肌が目立つ山であるが、中腹にはこの山にしかないと言われる「芹」が自生しており、知る人は春になると芹摘みに行く。
だが、地元の人でもこの岩肌だらけの中腹に芹が自生しているということを知らない人は多い。

尾根伝いに登山道が開かれており、開発区にある大連大学の横から登って金州区へ降りるのに2〜3時間であると言われている。
この秋、登る予定であったが事情があって春に持ち越された。
来年の5月にはこの大黒山へ登る予定である。