ふいちゃんの中国日記

文化編/感覚が違う?

飛碟

2006年12月11日

童牛嶺の展望台がUFOの形をしていることはすでに紹介した。
日本では未確認飛行物体としてUFOをそのまま使っているが、中国はさすがに漢字の国、ちゃんと漢字でUFOを示している。
なるほどなあと感心させられる。

「飛碟」は飛+碟で碟(die ディエ)は皿である。
皿は一般には碟子(die zi)として使われるが、これは帽子や椅子と同じ意味で言葉を安定させるもので、意味は碟、帽、椅にある。
つまり、UFOは中国語では飛ぶ皿となっている。
皿のような形状の物体が飛んでいる姿そのもので、いかにも即物的だが、日本人にはこのような命名の発想ができなかったのだから仕方がない。

日本人と中国人との感性の差なのであろう。