ふいちゃんの中国日記

生活編/商品情報

二胡

2007年1月11日

ついに買ったのだ。値段は20元。35元のところを20元まで値引き。皮は蛇皮だという。中国に来たからには何か中国特有の楽器を覚えたいなという気持ちはずうっとわたしのなかに眠っていたのであるが、開発区新碼特場の前の広場で売られている二胡をみて買ってみようと思い立った。2週間前に見たときは二胡が3個あったのに今は2個になっている。わたしと同じようにどこかの物好きが買ったのであろうか。

安盛デパートの3階に大連中音音楽学校、大連中音琴行という店があって、各種の楽器およびその用品が売られており、またここではピアノ、琴、バイオリンなどの個人レッスンも行なわれている。じつは二胡の個人レッスンもあるのだが、授業料が高い。40分で50元である。日本の物価比較で表現すると1時間11,250円の授業料とみていい。

じつは、わたしの知っている人(日本人)がここで二胡の個人レッスンを受けている。はじめは音がまともに出なかったそうであるが、5ヶ月レッスンを受けてきて6段階の下から3段階のレベルに達しているという。先生はかなりの年配の人らしい。

わたしは独学で練習する方法を選んだ。いまのところ音がまともに出ない。弦を引いていて気がついた。音の出る部分と出ない部分とがあるのだ。いろいろ人に聞いてみると二胡の弦も松脂が必要とのこと。よく見るとたしかに松脂らしき物が付いているところと、まったく何も付いていないところがある。長い間、試し引きされているときに少しずつ松脂がなくなってきたのであろう。

なるほどこれだな。そこでさっそく安盛デパートの3階へ行って松脂を買ってきた。値段は12元(約180円)。塗ると音は出やすくなったものの、まだ試行錯誤の段階である。どうせ暇に任せて練習するのだからあわてることはない。

【註】
  二胡 erhu アルフウ 二胡