ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

二人の指名客が同席の場合

2007年1月25日

あるお客様を招待してカラオケへ行くことになった。お客様が私に聞く。
「あなたの指名するお嬢さんの名前はなんといいますか。」
「え、どうしてですか。」
「勤めだしてどのくらいですか。」
「たしか、2年くらいと聞いています。」
「では違いますね。わたしが指名するお嬢さんは3年ですから。」
「では重複しないことがわかりましたから、そこへ行きましょう。」ということになった。

以前、このように確認して二人の指名するお嬢さんが偶然同じことがわかり、行くカラオケ店を変更したことがあるとおっしゃる。なるほど、そういうことだったのだ。

考えてみればこれは大いに有り得ることで、狭い大連開発区のなかで限られた日系企業の人が利用しているわけだから、ある確立で発生してもおかしくないわけだ。カラオケお嬢さんからみれば、同時に二人の接客ができるから効率がいいと思うかも知れないけれど、客からみれば冗談ではないということになるのであろう。

以前、事前にわからずに、たまたまこういう場面になったら、アメリカ人の場合は決闘になるであろう、中国人の場合は客同士口をきかなくなるであろう、日本人の場合は、やっ、あなたもでしたかとにこにこ、やあやあといかにも何事もない如く振舞うであろう、と分析した人がいたが、いずれにしてもこういう場面は避けたほうがよさそうである。