ふいちゃんの中国日記

生活編/商品情報

温度特性

2007年2月1日

わたしが使っている携帯電話は会社の支給品で、買ったときは1000元だったらしいが、半年後には600元になっていた。なぜ知っているかと言うと安盛の地下の携帯電話売り場に全く同じものがあって、600元の表示があったからである。

つまり最も安い携帯電話機なのである。しかし、仕事上はこの程度のもので充分で、なんら不便は感じていない。だが、この携帯電話機の性能、どうも温度の変化に弱いようのだ。休日に童牛嶺へ散歩に行って、電話がかかってくることがある。外気温は零下3〜4℃であるが、ポケットから取り出して話中に途中で音声が途切れ途切れになってよく聞こえなくなるのである。挙句のあてには「バッテリーの残量が少なくなりました」という表示がでてくる始末である。前日夜、充電して全然使っていないのだからそんなはずはないのだ。

ポケットに仕舞って家へ帰り暖かい部屋で取り出すと、「バッテリーの残量が少なくなりました」という表示はすっかり消え、いつものように正常に通話ができる。どう考えてもこれはバッテリーの温度特性が極端に悪いとしか言いようがないのではないか。