ふいちゃんの中国日記

社会編/公共

大連空港の日本語放送

2007年4月4日

去年の暮れにある日本人が麻薬持ち出しで大連空港で捕まったニュースが流れた頃からのようだ。大連空港で日本人全員が手荷物を開けさせられて検査されているという情報が入っていた。

偽物の時計やバッグ、アダルトCDなどの違法品はすべて没収されているということだった。ところが、春節休暇で乗客数が増えていたせいか、2月13日はいつものようで、なにも特別の検査はされていなかった。

今回感じたことは空港の服務員で日本語を話す人が急増していたことである。いよいよ、大連空港もサービス精神が旺盛になってきたということであろうか。搭乗手続きは日本語だけで通じるし、空港内の案内など皆、中国語と日本語で放送されていた。現在、日本語だけで事足りる状態になっている。

日本人にとっては非常に安心感が持てるいい環境に変わっていた。ただ、どこまでこれが続くのかはわからない。さらにサービスの向上が図られるのか、あるいはどこかでまた元の状態へ戻るのか。

成都空港でも何年か前に同じようなことがあったが、いつの間にか元に戻り、日本語放送はなくなっていた。何でもありの中国だから、大連空港の場合も予測がつかない。