ふいちゃんの中国日記

観光編/大黒山

朝陽寺・南無阿弥陀仏

2007年4月7日



朝陽寺のあちこちにこの「南無阿弥陀仏」が貼られている。

日蓮宗では「何妙法蓮華経」、親鸞の浄土真宗では「南無阿弥陀仏」と唱えている筈だが、この朝陽寺と日本の浄土真宗とがどういう関係があるのかないのか、そこまではわからない。

一緒に行っていた歴史に造詣の深い人の説明によると、「南無阿弥陀仏」は南無+阿弥陀+仏の3部分に別れていて、西遊記で有名な三蔵法師がインドで仏教を修業したときに当時書かれていたサンスクリット語(インドの古典語)の発音を中国語に当てはめたものだという。

可口可楽(コカコーラ)や迷你(ミニ)などは非常に優れた当て字などと言われているが、1000年以上前からこういう当て字の歴史がある国なのだと知る。