ふいちゃんの中国日記

社会編/公共

大連飛行場の手荷物検査

2007年5月16日

2月の春節のときは人が多かったせいか、やっていなかったが、3月14日の今回はやっていた。荷物検査機を通過した荷物を持っていこうとしたら、服務員がわたしを呼び止めてこっちへ来いと手招きしている。

行くと、トランクとコンピューターは全くさわりもしないで、わたしの手持ちバッグをさっさと開け始めた。どうやら手持ちバッグに的が絞られているなと直感。じつはわたしの手持ちバッグには大きく3つのファスナーつきの袋部があるのだが、日本と大連の家の鍵や金属製の靴ベラの袋は開けないで、本や銭やメガネケースなどの入っている残りの2つに範囲を絞った様子で調べ始めた。

まず、最初は50万円入っている封筒から札束を取り出してパラパラと数える。次いで其の他の封筒も中を見ている。透視だけでどうやら札束かどうかくらいはわかるようだなと感じるところがあった。でなければいきなり札束の封筒を取り出すなどないはず。

だが、X線でひっかかるものなど入れてはいないので変だなと思って、モニターを見ながら服務員に中国語で「何なのですか」と語尾を揚げて質問すると「別に特別なことはない」と返事が返ってきた。

どうやらこの服務員、CVD、DVDさらに偽ブランド時計などの違法コピー製品を期待していたのではないかと察する。