ふいちゃんの中国日記

社会編/公共

中国南方航空、荷物庫のドアが開かない

2007年5月31日

南方航空で日本へ向かった。成田へ着いて入国手続きを済ませ、機内預けした荷物を受取りに行った。飛行機を降りてから移動や入国手続きである程度時間をとられるので、荷物受け取りのところへ着くのは大体着陸後30分くらいである。

早いときには荷物受け取りのところへ着くとすでにコンベアが回転していて荷物が出ていることもある。ところが今回はいくら待ってもコンベアが回らないのだ。そのうち職員が肉声で「飛行機の荷物を収納しているドアが開かないので修理をしているからもう少し待ってください」と言っている。

こんな経験は初めてである。結局コンベアが回りだして荷物が出て来だしたのはさらに40分ほど待ってからだった。だが、それから20分、30分経ってもわたしの荷物が一向に出てこない。まさか紛失ではあるまいなと心配していたら、係員が気がついて「荷物がまだですか」と聞くので「そうなのです」と応対しているうちにコンベアにはもう新規に荷物が出て来なくなっていた。

内心「ヤバイなあ」と思っていたら、荷物が途絶えてから30秒ほどしてわたしの荷物がひょこんと姿を現した。そんなこんなで最終的に、わたしは1時間20分ほど経ってからその場を離れることができた。成田エクスプレスの発車時間の関係でさらに駅で55分ほど待たなければならず、着陸3時間後にようやく成田空港を離れることになった。

荷物庫のドアが開かないということはどういうことなのだろう。故障がたまたま荷物庫でよかったようなものの、客室ドアだったら、あるいは別のところの故障だったらと、南方航空の信頼性に少なからず不安を感じたのは確かである。