ふいちゃんの中国日記

社会編/公共

帰りの飛行機は整備不良?

2007年6月1日

大連へ戻るときも同じ中国南方航空である。本当は別の航空会社にしたかったのだが、往復で買っているので止むを得ない。

席はちょうど左主翼の付け根のところであった。まず、離陸直前、足元でガガガガギリギリギリとかなり大きな異音が聞こえ出した。乗客はほとんど中国人と思われたが、幾人かが心配してスチュワーデスに何の音だと聞いている。

答えは「修理しているから問題ない」であった。修理しているとはどこか不具合があるということである。離陸直前になって修理はないだろうと思うのだが、聞く方も答える方もそれで納得している。やがてその異音は治まり離陸した。

その後、途中は問題なかったのだが、今度は着陸直前になってキリキリキリキリと数分に渡って下から異音が聞こえ出した。これまで数多く飛行機には乗ったが、こういう経験はまだなかった。行きのドア故障といい、帰りの2種類の異音といい、なんとなく嫌な雰囲気である。

幸い、何事もなく着陸してほっとしたのだが、それにしても異音が発生するということはどこかに不具合部がある証拠だから気分としてはスッキリしないのである。事故は氷山の一角で、大きな事故の背景にはヒヤリハットを含め、多くの小さなトラブルが発生していることをわたしたちは経験的に知っている。

これからは南方航空はできるだけ乗らないことにしようと思っている。