ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

弄巧成拙

2007年6月5日

とき折り品質クレームを起こす。中国人の悪いところは自分に都合の悪いことはこれを隠そうとすることである。以前はこういうクレームを起こすと即解雇とかの処置がとられた名残と指摘する声もある。今回のクレームは製品の包装紙に班を区別するために○などの小さなマークをつけたことである。

営業担当者はわたしに内緒でこの問題を片付けようとしたようだ。ところがわたしが知りところになり、この担当者を呼んで質問した。なぜ報告して来ないのかと。選別だから簡単に片付くと思ったので報告しなかったという。

どんな問題でもごまかしたり、嘘を言っても必ずばれる。時間の問題で1時間後にばれる場合もあれば、1ヵ月後あるいは半年後の場合もあるが、いずれにしろばれる。ましてや品質クレームのことを内緒で処理しようとするなどとんでもない間違いであると諭した。

すると、こういうのを「弄巧成拙」と言いますと説明してくれたのはいいが、仕事の原則がほんとに解ったかどうかははなはだ怪しい。

これも中国の「成語」である。意味は“利口に立ち回ろうとしてへまをしでかす。策におぼれる。”(現代中国語辞典:光生館)。ところがこの話を別の中国人へ話したら、それはあまり正確ではない。「瞞天過海」が正しいという。意味は“平気で天を欺く、図々しく世を欺く” (現代中国語辞典:光生館)である。

今回の場合はどちらも当てはまるのではないかと思う。

【註】
弄巧成拙 nongqiao chengzhuo ノンチアオ チョンジュオー
瞞天過海 mantian guohai マンティエン グオハーイ