ふいちゃんの中国日記

社会編/政治

インターネットによる広報(1)

2007年6月7日

中国ではインターネットを広報の手段としていろいろな機関が取り入れている。こういう面では日本ももう少し考えてもいいのではないかと思うのだが、思想の自由とかの問題がでてくるのかなあ。なぜなら、これは政府関係の広報だから。

2007年3月4日、大連地区史上最大の暴風雨となった日の夜、広範囲で停電になったことは既に紹介した。そのとき、移動通信会社から携帯電話へ配信されたのが以下の文章である。

因天气悪劣,造成電網及動通信基站多所故障,市政府,移動公司已启動応急預案全力搶修、力争尽快恢,復望广大市民給予諒解。另全市中小学停課一天。(2007年3月4日 22:06)

天気が非常に悪いために、電線網と移動通信基地のあちこちに故障が起きた。大連市政府と移動会社はすでに応急処置対応を始動した。できるだけ早く回復するよう努めている。広範な市民のみなさん、了解してください。さらに、大連市の全ての小中学校は1日(註:3月5日のことと判断される)授業がありません。