ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

転ばない小姐という嘘

2007年7月1日

つい最近までわたしは現状認識がとんでもなくまちがっていたようだと気がついたことがある。以前カラオケ店のお嬢さんたちの中で転ばないお嬢さんたちがけっこういるという紹介をしたことがある。

つまり、カラオケ店に勤めるお嬢さんたちの中で客から誘いがあってもホテルまでついていかないお嬢さんたちがたくさんいるのは確かに事実なのであるが、だから転ばないと即断していたところに大きな誤りがあったということである。

実際は少数の例外を除いてほとんどのカラオケお嬢さんは転ぶのである。見かけ上、転ばないように見えるのは実はすでに固定した深い関係の客がいて、それ以外の客には転ばないというだけで、実際はすでに転んでいるのである。しかし、ある意味ではすでに固定した関係の客には操を立てている訳で、そういう意味では浮気はしないというわけである。

だから、「あの娘は連れ出しができませんと」言われて単純に「ああそうか」と即断していたのであったが、実際は「あの娘は(すでに固定した関係の客がついているので)連れ出しができません」と、省略されていた括弧の部分が読めなかっただけなのである。

少数の例外の中にはたとえば両親と一緒に住んでいて外泊が出来ない環境下のお嬢さんなどが入る。