ふいちゃんの中国日記

文化編/日本と同じ!

算盤

2007年8月21日

これは中国語で、意味は日本語と同じ“算盤(そろばん)”。発音はsuan pan (スアン パン)。総合病院である医科大学付属第一医院へ行った。会計のところで年齢は30代前半かと思われる女性が片やパソコンを使いながら、一方でそろばんを使って計算している。

中国では最新のスポーツカー、高級乗用車と昔ながらの三輪自動車、人力三輪車およびロバ車を同じ公道で見かける中国だから、最先端技術のパソコンと昔ながらのそろばんが同じ場所で同じ人に使われていても驚くほどのことではないかもしれないのだが、こういう場所でそろばん使っていることに大変興味を感じて、その女性に断って写真を1枚撮らせてもらった。その女性は明らかにはにかみの表情を浮かべながら応じてくれた。

10年以上前は、中国でも以前は日本の商家でよく見かけたのと同じ大型の5つ玉そろばんを見かけたものだったが、大連へ来てからそろばんを見たのは初めてだった。しかもこういう大きな病院で。今度のは小型のもので、だがやはり5つ玉だった。玉を弾くスピードからみてこの女性のそろばんのレベルは相当高いと思われる。

【註】
算盤 suan pan スアン パン そろばん