ふいちゃんの中国日記

生活編/健康

農薬

2005年12月6日

 今の日本には中国製品があふれている。おそらく世界中にあふれているのではないだろうか。中国が世界の生産工場といわれる所以である。3〜4年前、中国から日本へ輸入されていた野菜から使用禁止農薬が検出され、中国からの野菜が前面ストップになったことがあるのはほとんどの日本人が知っている事実である。
 わたしの経験でも中国製しいたけを買って冷蔵庫へ2〜3日入れておいたことがある。いざ食べようとしたら異様な匂いでわたしの身体センサーが拒絶反応を示したのでそっくり捨てたことがある。そんなわけでわたしはにんにく以外の中国製食品は日本ではそれ以降絶対に買わないことにしていた。
 秋口、葡萄のおいしい頃の話。中国人の友人に大連の葡萄はとてもおいしいと話したらよく洗って食べろという。野菜用洗剤で洗うから大丈夫だよと言ったら、それだけではまだ危ないというのだ。しかもその洗剤そのものに強烈なのが多いから専用野菜用洗剤だからといって信用してはいけない。名前の通った商品名の洗剤を使えという。そう言われてもどれが有名なのかまださっぱりわからないのだから、どだいむりな要求である。
 さらに中国の農薬は強烈なのが多いから、水に1時間漬けて残留農薬を水に取り出し、これを3回繰り返えせば大丈夫だという。しかし、いくらまじめに注意を喚起してくれたとはいえ、それではたかが葡萄を食べるだけで準備に3時間もかかるではないか。結局わたしは洗剤が有名なブランドなのかも確認できず、ただ1回の洗剤洗いで食べてしまった。
 わたしの身体の中にどれだけの農薬が取り込まれたのか、いまのところ具体的な症状はでていない。