ふいちゃんの中国日記

生活編/健康

男性のは自由自在

2007年9月23日


しばらく検査らしいものをしていないので、病院へ行って健康診断を受けることにした。項目は尿検査と血液検査である。まず尿検査であるが、日本のような大きな紙コップではなく、プリンの入っているような小さな底の浅い容器で、容量は日本式の30%くらいしかない。それにまず尿を採り、それから透明な内径8mm、長さ50mmくらいのガラスビーカーに移す。

容器は検査室の前に置かれており、各自が勝手に取ってから準備するのである。男女別はなく、男も女も同じ容器を使うことになっている。椅子に座って順番を待っていたら、一緒に行ってくれた通訳が医者の部屋へ小走りに行って何やらをもらってきた。

「これを使ってください」というので怪訝な顔をして受取った。見るとピンク色の紙である。これ、「何に使うの」と聞くと「尿採取のとき汚れるからこれで拭いてください」という。ふーむ、なるほど。そういうことなのだ。と理解できたのだが、思わず言ってしまった。「女は一旦出だしたら止められないようだけど、男は自由自在に止められるから、なくてかまわないよ。」と。

すると通訳が真っ赤な顔になってしまった。あの小さな容器では女は大変だろう。100%溢れて容器をそらさない限り手にも一杯つくに違いない。中国(大連)の採尿用コップはなぜあんなに小さいのだろう。