ふいちゃんの中国日記

自然編/気候

深秋

2007年10月26日

「秋深し隣はなにをする人ぞ」。芭蕉か誰かの俳句だったと思うがすっかり昔のことではっきりしない。日本では秋は一般に「初秋」、「中秋」、「晩秋」と言われていると思う。

今思うと大変興味深いものがある。どういうことかというと実は中国語では「初秋」、「中秋」は日本と同じであるが、「晩秋」とは言わずに「深秋」というからである。

つまり、「深秋」は「秋深し」の感覚そのものではないか。大連の10月中旬は明確に「深秋」である。