ふいちゃんの中国日記

観光編/漠河

北極点

2007年11月3日


漠河から距離88kmのところにある北極村が中国の最北端、つまり北極点である。最北端にある民家がその旨表示されていた。北極点は黒竜江の中洲である。この中州には吊橋が架かっていて本流には大量の水が流れているが中国領側の分流にはほとんど水が流れていない。将来、池のようになる可能性もある。

対岸はロシア領で、一箇所監視小屋のようなものがあるが、あとは何もない。黒竜江の中国側には人がたくさん住んでいるのに対してロシア側はほとんど住んでいないようである。

この付近の黒竜江の水は清流とはいえない。汚いとは言えないが、ある程度汚れている。ちょうどコイが住める程度である。只、流れは速く、子供たちが夏泳ぐにしてはやや危険であろう。

冬は完全凍結して車で黒竜江を渡ってロシアへ行けるようになるという。但し勝手に渡っては違反だから、凍結した黒竜江を下流へ下って、口岸まで行き正式手続きを経てロシア側へ行けるようになる。冬は漠河あたりからロシアへ木材伐採の出稼ぎに行く人が多く、月給は2000元だという。