ふいちゃんの中国日記

観光編/漠河

漠河・劣悪なホテル(1)

2007年11月9日


泊まったホテルは検察官培訓中心の餐飲客房で、フロントも男性が二人いるのみである。


なんとも堅苦しいホテルであるが、前前日および前日泊った対面の漠河ホテルは3日目以降はバストイレのない部屋になっていたので、たまたま目についたここに予約したのである。

これが大変なホテルであった。

まず、バスタオルがない。トイレットペーパーもない。ホテルでトイレットペーパーのないのに泊ったのはこれが初体験。

お湯を飲むのは紙コップ、当然というかお茶っ葉もない。

シャワーを浴びると水が浴室から部屋へ大量に漏れ出す。

おまけにシャワーの出る面が固定できず、50度ほど右に傾いていてまっすぐ前の方向へ出てこないのだ。

必然的に人がぐっと右に移動しなければならない。歯磨きセットもまったくない。

条件劣悪なホテルであるが、これで1泊300元はベラボウに高いとしかいいようがない。


経験的にいうとこのホテルの宿泊料金はせいぜい一泊100元がいいとこで、中国にはこれよりはるかに清潔でバスタオル、トイレットペーパー、歯磨きセット、お茶っ葉が整っている一泊60〜80元の民宿ホテルがいっぱいあるのだ。


【註】

培訓中心 peixun zhongxin ペイシュン ジョンシン 訓練育成センター
餐飲客房 canyin kefang ツアンイン カーファン 飲食客室