ふいちゃんの中国日記

観光編/漠河

漠河・辺境 興安郷

2007年11月11日

漠河から片道3時間半、距離約200kmのところに興安郷がある。この興安郷も黒竜江の傍にあって途中、山区を通り抜けていく。山区にはいるには「漠河森林防火指揮部」なる所へ行って「通行許可証」もらっていかなければならない。これがないと途中に何箇所かある関所を通過することができないのだ。
山区の道路はほとんど、白樺林の中を走る。行きも帰りもすれ違った対向乗用車はいずれも1台のみ。まるで専用道路のような感じだ。この200kmの間に道路を開くために恐らく何十万本という白樺の木が伐採されたことであろう。

道路際に赤い実の野生果実(北国紅豆)が豊富に実っている。

この赤い実は漠河付近では通称「紅豆」と呼ばれており、紅豆酒の原料になっている。

紅豆酒は大連開発区のカラオケクラブでは1瓶(約500L)が500元になっている。



少し、甘みがあってアルコール分があまり高くないので飲みやすく、カラオケお嬢さんたちはこれをガブ飲みする。

だからすぐになくなってお嬢さんたちの売上げ増大に大きく貢献している。