ふいちゃんの中国日記

興安郷への道は白樺林の中を延々と約200kmも続く。この間、すれ違う車は乗用車が1台とこのトラック1台のたったの2台、もちろん追い越していく車はいない。

初めてこの車が目に入ってきたときは大変びっくりしたものだ。このまま進んだらこすれてしまうではないか。われわれの車も路肩へ目一杯寄せ、対向車も同様に路肩を通ってようやくすれ違いができた。

それにしても、これはちょっと積み過ぎだ。興安郷へ着いたら今度は大豆殻をわんさと積んだトラクターが目の前を通っていったけど、中国の農村ではこれは常識なのかなあ。

興安郷からの帰途、こんどは鶏飼育用のゲージを目一杯積んだトラクターとすれ違った。


けっきょく興安郷往復400kmで目にした車は乗用車2台と積み過ぎのトラック１台およびトラクター2台のみであった。