ふいちゃんの中国日記

仕事編

作業標準

2008年1月26日

まだ、日本が正月のお屠蘇気分に浸っているころ、わたしの勤める工場は2日から仕事が始まっていた。

会社の食堂で昼食を摂っていたときに口の中になにかひっかから物がある。おかしいなと手でつまみ出してみると髪の毛であった。正月早々えらいご馳走にあったものだ。すぐに厨房の人を呼んで見せた。そして何気なく聞いた。

「帽子は被って作業しているのだろう」。
すると思わぬ返事が返ってきたのだ。
「きょうは帽子を洗濯したので被りませんでした。」

これまで頭髪など入ったことがなかったのに、なぜ今回こうなってしまったのか。ちゃんと原因があったのだ。

作業標準は伊達にあるのではない。どんな作業でも作業標準を守らないと不具合が発生するという1つの好例。