ふいちゃんの中国日記

生活編/街の風景

笑顔のマンホール蓋

2008年5月29日

マンホールの蓋は滑り止めのためにいろいろな模様がついているが、この蓋はセメント製で模様はわずかしかない。というより、ないと言ったほうが当たっているかもしれない。

蓋を持ち上げるための2個の孔と何の水かを示す文字が入っているだけである。しかし、たったこれだけの配置なのに設計者の気配りで絵になってしまう。

下には汚水が流れているのだが、この模様は見る人を愉快にしてくれる。こういう製品を設計する人もそれなりにいろいろ工夫しているのだなあ、ということがわかる。

「汚水」という字が上下逆になっているところにも設計者の意志を感じるのである。もろに「汚水」と言う字が目に入ってくれば受ける印象がかなり違う。