ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

大連もレジ袋廃止

2008年6月14日

超市(chao1shi4 チャオシー スーパーマ−ケット)の無料レジ袋が6月1日から廃止された。事前情報はまったく知らず、買い物に行って初めて知らされた。レジの服務員が袋を持っているかと聞く。はじめは何のことかと思った。何度か聞き返してようやくレジ袋が有料になったことが理解できた。

中袋が0.2元、大袋が0.3元である。袋を持っていないのだから有料の袋を使うしかない。いろいろ情報を集めてみると、どうやらこれは中国の法律がこのようになったことにあるらしい。

つまり、中国全土で6月1日から「限塑令」が施行されたのだ。春節以前に中国政府から公布されたというのだ。有限な石油資源の節約という意味とプラスチック袋のゴミを減らすのが目的という。

買い物のレジ袋を家庭ゴミの袋に使っていたから、供給が絶たれるとゴミ用の袋を新規に買わなければならない。一般的に言って、どの程度の効果があるのかよくわからない。わたしの場合はまったく減量にならない。

家庭で使うゴミ袋の数は恐らくそう変らないだろうから、レジ袋が減った分、新規に買うことになる家庭が増えるのであろうと思われる。(写真左:0.3元、右:0.2元)

【註】
限塑令:限制塑料法令の意味。プラスチックを制限する法律
限制 xian4zhi4 シエンジー 制限(する)
塑料 su1liao4 スーリアオ プラスチック
法令 fa3ling4 ファーリン 法令(政府の出す法規・命令の総称)