ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

精神異常者・路上で下半身露出

2008年6月22日

週末、友人と食事をする約束で五彩城にある日本料理店へ行った。ところが約束の時間を20分過ぎても来ない。なにかあったのかなと電話をしたら、近くまで来ているのだが車が渋滞していて前へ進まないという。

30分遅れで店に着いた友人の説明によるとこうだ。金元ホテルおよび東方ホテルのすぐ東側にある南北方向に伸びる道路上で、30歳くらいの男が路上を占拠して車を停めていた。自分の身の回りに小石をたくさん路上に並べ、横を通過しようとする車や自分を攻撃してくる人間に対していつでも投げられる用意をすでに済ましている。

南下する方向の車はすべて3車線とも停まっていて通過できない情況になっていたと。すると男が突然ズボンを脱ぎだして下半身裸になってしまった。車の男たちはニヤニヤしながら見ているのだが、女性たちは恥ずかしくて皆、顔を背けていたという。

「男の一物はどうだったい」と聞くと
「恥ずかしくてわたしも横を向いていた。もともとわたしは視力が弱いから黒々としか見えなかった。」
「ふーむ。してみると見ることは見たのだ。」
「警察はどうした。良序公俗に反する行為ではないか。」
「警察は来ました。しかし、なにもしないですぐ帰って行ってしまいました。」
「警察もその男が精神異常者ということを知っているということかい。」
「きっとそうだと思います。」
「保護者にでも連絡してやればよさそうなものを。」

食事をしながら、友人がふと笑い顔になるので、さっきの露出男の思い出し笑いだろうと聞くと、「思い出し笑い」ってどういう意味と聞くので説明する。すると「そうなの。」と言いながらまた笑い顔になってしまうのだった。よほど印象が強烈だったのであろう。