ふいちゃんの中国日記

文化編/行事

父親節

2008年6月18日

6月15日は日本の「父の日」と同じく、中国の「父親節 fu4qin1jie2 フー チン ジエ 」と呼ばれる父の日でもある。

同じ会社の管理部門の娘さんたちにとってわたしは彼女たちの父親と同じ年代あるいはそれ以上なのであろう。人によっては「老人節 lao3ren2jie2 ラーオ レン ジエ」ともいうが、中国の「老人」には尊敬の意が込められていて日本の「老人」とは意味がまるで違うから別に悪い気はしない。

いずれにしろ、娘さんたちがわたしにご馳走してくれるというので喜んで招待を受けた。料理は「農家飯」で、田舎の一般の家庭で食べられている料理である。この「農家飯」は中国特有の油料理という要素を除けば日本の味とよく似ている。私には合っている味である。

話しは多方面に及んだ。一人の娘さんの家は農家でリンゴの栽培を大規模に行っていることがわかった。「秋になったら皆を招待するから是非遊びにきてください。」ということで、全員が賛同。家は広くて部屋がたくさんあるから、金曜日の夕方仕事が終ってからバスに乗って移動して娘さんの家に着き、金曜日の夜と土曜日の夜は宿泊してくださいという。

リンゴ狩り、麻雀、散歩、「農家飯」と話しが盛り上がり具体的な活動計画までできあがってしまった。そして帰りにはお土産にリンゴをたくさんくれるという。

「行くべし。」と全員の意見が一致。秋が楽しみである。