ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

男男→女女へ

2008年6月30日

クスクスママが席にやって来たので聞いてみた。

「ママは本当は男なのだろう。名前を楠楠(nan nan ナンナン)から男男(nan nan ナンナン)へ変えたほうがいいのではありませんか。)
「いいえ、わたしは女です。」
「だって、ママは “じつはわたしは男です”と自分で言い出したのだよ」
「どう見たってわたしは女でしょう。胸を見てください。女の胸をしているでしょう。」
「胸だけではわからないよ。オカマの男だって胸は大きいのだろう。」
「この細腕をみてください。」
「うーむ、細いには細いなあ。」

「この白さを見てください。たくさん触られたからこんなに白くなったのよ。」
「これだけでは決め手にはならないね。」
「ではどこを見ればいいのですか。」
「一つは喉仏だよね。もう一つはヘソの下三寸のところかな。」
「見てください、喉仏を。」
「なるほど、喉仏はないなあ。かなり女である可能性が高くなったよ。」
「でしょう。わたしは本当の女なのよ。」

「誤解を招くのならいっそのこと、名前を女女(nv nv にゅーうにゅーう)にしようかしら。」
「いや、むしろ男男のほうがいいのでは。」
「そうね、私が男って噂がたてば見に来るお客さんが増えて売上げが増えるわね。」

このくらいの切返しが簡単にできるからママが務まるのかな。
クスクスママの日本語レベルは相当なものだ。