ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

わたしウンチ

2008年7月8日

カラオケお嬢さんは商売柄、歌がうまいかといえば必ずしもそうではないのだ。だからというこでもないだろうが、店によっては開店前30分間、お嬢さんたちに歌の練習のためにカラオケ機器の無料使用を許可しているところもある。

わたしの経験で言えばたしかにカラオケの苦手のカラオケお嬢さんはいる。そういうことを知らないお客さんがときとして「今度はあなたの歌を聴かせて。」と要求することがある。

日本式カラオケで働くお嬢さんたちにとって日本語を習得することは即、収入増を意味する。だから誰もが必死になって日本語を勉強している。だが、勉強中であるが故にいろいろまちがうことがある。

「わたしウンチ。」
「えっ。」
「わたしウンチだからダメ。」
「大変だ。じゃあ、我慢してないで早くトイレへ行ってください。歌はそれからでいいよ。」
「---------------?」

このお嬢さんは「わたしは音痴だからダメ」と言いたかったのである。