ふいちゃんの中国日記

社会編/時事

北京オリンピック

2008年8月17日

当然だろうが、テレビは北京オリンピック一色である。サッカーやバスケットの試合などもこれも当然のように中国チームが中心となった試合ばかりである。

特集も中国の選手ばかりである。日本の北島康介が8月11日、競泳男子平泳ぎ決勝で58秒91の世界新記録で優勝してもテレビはわずか2秒ほどしか報道しない。“あっ、北島が優勝したのだ”とわかったときには画面はもう次に移っている。

世界新記録なので報道しないわけにもいかないから報道しているといった程度の意味合いで、かの国の人人にとって日本の誰が世界新記録をだそうが、ニュース価値としてはたいした重みはないということであろう。

だから、日本発のインターネットニュースからより詳しく情況を知ることになる。前半を軽く流して余力を残し、後半に勝負をかけた戦法とかいった内容である。

それにしても中国の金メダル数はすごいの一言に尽きる。テレビのスイッチを入れると繰り返し繰り返し、金メダルの場面が映し出され、同時に国歌が流れてくるので、“ああ、中国の国歌はこういう歌だったのだ”と改めて認識されるのだった。