ふいちゃんの中国日記

仕事編

紙箱

2008年8月20日

“紙の箱”というと菓子が入った紙の箱を連想する。ダンボールを日中辞典(小学館)で引くと“瓦楞紙”(wa3 leng2 zhi3 ワーア ロン ジーイ)と出ている。しかし、大連では“瓦楞紙”とは言わない。

大連では“紙箱”(zhi3 xiang1 ジーイ シアン)という。それで“紙箱”を中日辞典(小学館)で引くとちゃんと“ダンボール”と出ている。中日辞典で“紙箱=ダンボール”と出ていたら日中辞典では“ダンボール=紙箱”と出ていてほしいものだが、このように日中辞典と中日辞典とで必ずしも同じでないのはときどきある。

日本ではダンボールはレンゴーという会社が有名である。このレンゴーが大連にも進出していて名前は“聯合”(lian2 he2 リエン ホー)である。この“聯合”という字は“国際連合”の“連合”と同じ意味の漢字で、発音も同じである。日本語読みは”レンゴー“であるから会社の呼び名と同じ発音の“聯合”を会社名に採用したのであろう。

地元のダンボール会社よりも値段は高いが、品質と納期の心配をしなくてもいいから、日系会社からはそれなりに評価〜歓迎されている。