ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

劣化したエントロピーは体外へ

2008年8月30日

劣化したエントロピーは系外へ排出しないと生命体は生命を維持できない。だから、人間という生命体は汗、小便、大便という形(さらに他にもある)で劣化したエントロピー(即ち老廃物)を体外へ排出することによって生命を維持している。

だからというわけでもないかも知れないが、これらの老廃物を体外へ排出する行為は一種の快楽である。もし、これらの排出行為が苦痛だったら人間は生命を何千万年も維持できなかったかも知れない。なにせ、1日に10回前後ある小便の都度、痛みがあったらたまったものではない。

生命を維持するために神様はこれらの排出行為に快楽を与えてくれたのであろう。さらに、神様は子孫を繁栄させる行為にはさらなる快楽を与えてくれたのであろう。子孫を繁栄させる行為が苦痛だったら人類はとっくに滅んでいたかも知れない。

ある夜、カラオケクラブへ行ったら、お嬢さんが
「きょうはとても恥ずかしい思いをした。」という。
「いったい、何があったのですか。」と聞いても
「言わない。」というのだ。
「あなたから話しだしたのだから、話してよ。」と何度か催促して、ようやく口を開いた。

「昼間、机に座ってコンピューターを操作していたらおナラをしたくなったので思いっきりブッとした。」のだという。ここまでは老廃物の排出で神様が与えてくれた快楽を享受しようとしたのだ。

ところが、そうしたらおナラでなく下痢気味の便が出てきて下着を汚してしまった。それでとても恥ずかしい思いをしたのだという。「うん、もっともだ。もっともだ。」と納得。

つまり、屁という増大したエントロピーを体外へ排出して気分スッキリしたいと思ったのに結果は下着を汚してしまったというので母親から大笑いされてしまったのだという。

こういうときの母親の心理というのは、娘がオムツをしていたあかちゃんのときの母親の情況に戻っているのかなという気がする。