ふいちゃんの中国日記

生活編/大連カラオケ事情

あるカラオケお嬢さんのシンガポール留学

2008年9月10日

知り合いのカラオケお嬢さん(Jさん)が8月下旬、中国を後にしてシンガポールへ旅立って行った。目指すは“企業会計”の勉強である。年齢は23歳。この年齢でこの行動力に敬意を表したい。いや、この年齢だからこそできるのかもしれない。カラオケお嬢さんの仕事は彼女の人生で目標を達成するための一手段であったのであろう。

もう一人のカラオケお嬢さん(Wさん)が、Jさんが明日旅立つという日の午後、Jさんを激励する食事会をしていた。夕方になって電話がきたので「どうしたのですか。」と尋ねたら、引続き夕食を一緒にしているのだという。

行動力があるとは言え、まだ23歳。見しらぬ異国へ勉強に旅立つ不安は隠せなかったようだ。聞いたらずうっと涙を流していたのだという。途中でJさんに電話が変わった。「身体に気をつけて頑張ってください。」と極めて日本的な表現でJさんを激励した。

1年に一回は春節のときに帰ってくるから、そのときは食事をしようという約束になっている。1年後、そして2年後、Jさんがどう変身して戻ってくるか楽しみである。前途ある23歳のJさんへ乾杯!