ふいちゃんの中国日記

仕事編

オリンピックが終っても年内は週一の限電

2008年10月6日

限電(xian4 dian4 シエン ディエン 電気の使用制限)はオリンピックが終ったらなくなると思っていた。だが、実際はパラリンピックが終った現在も毎週限電が続いている。さすがに、オリンピック最中のように週2日の限電はなくなったが、年内一杯毎週1回の限電である。

これは中国の電力事情が逼迫していることを示していると解釈してよいだろう。経済発展の速度が速すぎて電力供給が間に合わないのであろうが、生産工場にとっては大変不便である。

連続操業を敷いていたところはもろに減産なので影響は大きい。休日振替えでやりくりするところは稼働日数こそ同じであるが、目に見えない余分なコストがかかってくる。

それにしてもこういう情況が何年も続いているというのは異常状態としか言いようがない。慢性的な電力不足が経済の過熱を防ぐいい結果になるのか、あるいは経済発展を妨げる悪い結果になるのか、人によって意見の分かれるところであろうが、正解は数年後にはっきりするであろう。