ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

認生

2008年10月16日

子供を育てる経験があると、赤ちゃんの成長過程をつぶさに観察できるので「ああ、人間はこういうふうに成長していくのだな」ということがよくわかる。

赤ちゃんの一つの特徴は「人見知り」をするということであろう。一般に頭の良くない赤ちゃんは人見知りをしないと言われる。「人見知り」をするということは、その人が赤ちゃんの日常生活に存在しない人であるということを赤ちゃんがはっきりと認識しているからだと言われる。

「抱っこ」にしても、自分の母親と父親以外にはダメな赤ちゃんはたくさんいる。これは中国の赤ちゃんでも全く同じである。こうして赤ちゃんは本能的に自分を守ってくれる人と、係わりがない人との区別をしながら成長していくようだ。

「認生 ren4 sheng1 レン ション」は”(子供が)人見知りする、知らない人を見てものおじする。”という意味である(小学館:日中辞典)。